わからない言葉はネットで調べる、これには意味があるんですよ

今ごろ、誰でも携帯やスマートフォン、モバイルを持ち歩いていると思います。学生なら電子辞書という事もありますね。苦手な本を読むときは、必ず紙ベースの本にして、わからない言葉や英語が出てきたら、すぐネットや電子辞書で調べます。そうすると、言葉の流れや文章の組み立てが理解できて、語彙がどんどん増えていきます。そこで必死で覚えなくても、本を読みながら不明なことは調べていくと、物語と一緒に自然に頭に入っていきます。

すると、熟語だけを覚えてテスト勉強に備えているのと違い、どこで使えばいいかも自然と理解できるのです。しかも、使い方も間違わないし、使う場所も的籍なところで使えるようになります。本とは、そういう力も持っているんです。本が紙ベースがいいと勧めるからといって、不明な言葉も辞書で調べましょうとは言いません。それとこれとは別物だからです。苦手な本を読んでいるのです。不明な言葉は素早く理解した方がストレスになりません。

なるべく自分のストレスを軽減するのも本好きになるための大事な作業です。デジタルな書籍には書き込みができません。今ごろは付箋機能や書き込みもできるというような媒体が出ているようですが、その時の自分の文字で書くということに意味があると思います。万が一、タッチパネルのようなシステムで自分の文字で書けるとしましょう。それが保存できるとして、それは自分が書き込んだのと同じになるのでしょうか?

これは、人間の感覚の問題です。自分の手で、自分の筆圧で、そのときあるペンなどで書き込むことが重要だと私は考えます。本を処分せずに書棚にずっと入れておくという行為には、心理学的には知識コンプレックスがあることになります。読んだ本を捨てられない。読まない本も持ったまま。読まないのに買うなどです。自分の知識を捨てるようで本を処分する事ができないのです。

さらに、これは本だけのことではありません。絶対読まない資料や「良い事」が書いてある紙やコピーも同じです。しかし、本が好きになりたいと思っている時点で、知識コンプレックスがあるように思われるのです。ですから、それなら、まずは本を読む楽しさを覚え、それ以降、処分する力も得ればいいことです。結局処分するのなら、本など読まなければいいと思うかもしれません。

しかし、自分の頭と心の中には、膨大な感情と知識、語彙が増えています。表向きの結果が同じように見えても、内容は全く違います。本を読むときはスマホを横に置き、すぐ言葉の意味を調べられるようにしておきましょう。スマホがあることでmailやLINEが気になるようなら、PCがそばにあるところか、電子辞書が良いと思います。ながら読みは集中もできませんし、見ていて美しくもありません。