本を身近な存在にするための方法を伝授しましょう

30代のころ、私はこんな方法で本を利用していました。もちろん暇な時に読むのですが、文庫本を購入し、カバーを外し、余白がたくさんある状態の本の表紙と裏表紙の状態で持ち歩くのです。そのとき、女子会をするとすれば、その中でメモが必要になったら本を出します。まずは本の裏表紙に書き込みます。足りなくなったら裏表紙を一枚めくったところにも書きます。どんなにくだらない内容でも本に書くことによって、何年経っても処分することなく、良き思い出として残っています。

日記は捨ててしまう事になりませんか?私は日記も書けないし、チャレンジしていたころのものは処分しています。本は処分しませんし、たまに書いてある何かが良い思い出になっています。それから、結婚前の頃は占いにも面白半分で出かけてました。その時言われたことなども本に書き込んでいます。本を出して書き込もうとすると、たいていの人はギョッとします。だけど、それでもいいのです。メモならレシートのように捨ててしまいます。

手帳でもその年が終われば処分します。やはり残せるのは本だけなんです。こんなに本が身近な存在になることありますか?ついでに読書もできるのですから一石二鳥どころか…でしょう?本は何よりも身近な存在になるんです。それでいて暇な時間はページをめくり、著者の世界に入り込めるのです。苦手な本も毎日数行ずつなら読めるのではないですか?私も苦手な本というのはあります。大江健三郎先生の本は難しくて読めませんでした。

しかし、難しくて読めない本は大事だとは思えなかったので、お風呂場に持っていき、お風呂で読んだんです。自分を追い詰めた感じです。お風呂では身体や頭を洗う以外にすることがありませんから。そうすると読破できたんです。難しいながらも字ずらを追いかけて読むことができました。それ以降、大江健三郎さんの本を読んでいる人がいれば、すごい!どうですか?という感じで声をかけます。

図書館やカフェで思わず見つけたら、話しかけてみます。本のそういうつながりで、拒否されたことはありません。逆に喜んでくれるくらいなんです。子どもにも自分が読んだことのある絵本を持ってると声をかけしてしまうのですが、子どもだけはやめた方がいいと思ったことがあります。その子は図書館で絵本を必死に読みふけっていました。そこに声をかけてしまったので、その子が深くその物語の世界に入り込んでいる顔だったのです。

ここはどこ?あなたは誰?という雰囲気です。幼い彼女の世界を邪魔してしまったという気持ちになりました。ですから、子どもには声をかけないようにしています。でもみなさん、何を読んでいるかわからないようにされている方が多いので、そうたくさん遭遇できる事ではありませんけどね。どうですか?本はあなたの使い方で使えばいいのです。本当は読めばいいのです。ですね。本は身近な存在にした人の勝ちです。